B.Aプロテクターの効果・成分と口コミについて
B.Aプロテクターの日焼け止め効果は?
紫外線より怖い近赤外線ダメージも予防
POLAの日焼け止め「B.Aプロテクター」の効果の特徴は何といっても近赤外線がもたらす肌へのダメージを防ぐことができる点です。
シミやくすみ、老化といったトラブルの原因といえばもっぱら紫外線のイメージが強いですが、実際には近赤外線のダメージも無視できず、
このアイテムでは両方を防ぐことで従来の日焼け止め以上に日中の日差しの影響を効果的に防いでいくことができるのです。
太陽光からは紫外線のほか可視光線、赤外線と呼ばれるタイプの光が降り注いでいます。
近赤外線とは
・紫外線以上に肌の奥にまで到達する
・太陽光に含まれている量は紫外線よりも多く、とくに乾燥の大きな原因
・紫外線と近赤外線が一緒に肌に降り注ぐことによって角質層の水分が失われてしまう
→それを補うために真皮層の水分が吸い上げられる、結果として角質層だけでなく真皮層の水分不足を引き起こしてしまう
真皮層といえばコラーゲンとエラスチンによって肌全体を支え、ハリやボリュームを保っている重要な部分、しかもスキンケアで美容成分を直接補うことができない部分でもあります。
その部分を乾燥させてしまうとじわじわと肌に影響が及んで、老化がもたらすさまざまな肌トラブルを引き起こしてしまう恐れが出てきます。
ラインならではのスキンケア効果も
そこでB.Aプロテクトでは紫外線に加えて近赤外線もカットできる効果を開発、このB.Aプロテクターに採用しました。
B.Aプロテクターの特長
日焼け止め効果 | 最高峰クラスSPF50、PA++++ |
B.Aならではの美容効果 |
・自然由来のエキスをメインに配合 |
ジェルとクリームをうまく組み合わせた処方 | 紫外線・近赤外線を防ぐだけに留まらず肌を密閉しつつ保湿成分や水分の蒸発を防ぐ効果を備えている |
日差しの強い日や長時間外出する日でも安心して紫外線と近赤外線のダメージから肌を保護することができます。
また紫外線を浴びると肌が乾燥しバリア機能の低下をはじめとしたさまざまな問題が引き起こされるため、
それを防ぐため保湿効果をメインとしたポーラ独自の美容成分を贅沢に配合しています。
そのため日焼け止めと保湿対策、エイジングケアを同時に行っていける優れものです。
B.Aプロテクターに含まれる成分とは
B.Aプロテクターにはシルク由来の美容成分をはじめ、植物由来をメインとしたポーラ独自の美容成分がぜいたくに配合されているのが大きな特徴です。
もともとB.Aブランドといえばポーラが最高峰ブランドと位置づけて展開されているブランドですから、その内容に恥じない贅沢な内容になっています。
注目成分
ゴールデンLP |
・B.Aブランドの顔ともいえるシルク由来の美容成分 |
YACエキス |
・ヨモギ由来のポーラ独自のオリジナル成分 |
植物由来のエキス | ・レンゲソウエキス、アルニカエキス、ヘチマエキス、イザヨイバラエキス、クララ音根エキス、マヨラナ葉エキスなど |
保湿成分 | グリセリンやワセリンなど |
刺激に敏感でも使いやすい
ゴールデンLPはタイで生産されている希少価値の高いシルクを原材料としています。
どれだけ希少価値が高いかといえば世界のシルクの主要生産国の生産量のじつに0.0001パーセントしか占めていないのです。
年齢を重ねるとバリア機能が低下することでスキンケアそのものの刺激が大きな難点になってきます。
これら植物由来、天然由来のエキスならそうした刺激の悩みを抱えている方でも無理なく使うことができるため、
幅広い肌質や肌の状態を抱えた年齢肌に使いやすい内容になっています。
水溶性成分と油分のバランスも考慮
アレルギーテスト済みな点も魅力です。
油分なども含まれておりスキンケア製品としてのバランスも取れています。
メインとなる美容成分を全面に押し出しつつ、多彩な成分で相乗効果も目指している。
そんなバランスのよさを備えているのもB.Aプロテクターの魅力でしょう。
B.Aプロテクターの上手な使い方
通常ケアかスペシャルケアかで順番が変わる
B.Aプロテクターは日焼け止め+エイジングケアとして使用するアイテム。
ですから原則としてスキンケアの最後、化粧下地の前に使用します。
ただどのスキンケアアイテムを使用するか、どこまでスキンケアを行うかによって使い方の順番・ポイントに若干の違いが出てくるので賢い活用方法が求められます。
スキンケア、とりわけエイジングケアの場合は毎日しっかり行えばよいわけではなく、適度な肌を休ませ、過度なケアをできるだけ避けることも重要です。
乳液やクリームと併せて日焼け止めを使用するのか、化粧下地との組み合わせはどうするのか、なども意識した使いこなしが求められます。
順番
基本的な順番:ローション、美容液、乳液、クリーム、化粧下地を使い終わった後
ベーシックなケア:化粧水、乳液、クリームの次(B.Aブランドでは美容液(セラム)を基本のステップには含めていない)
スペシャルケア:美容液に加えてB.A ザ・マスクやB.Aアイゾーンクリームなども用意されているのでケースバイケースで使うアイテムを工夫
肌が疲れているときや刺激に敏感になっているときにはシンプルケアを心がける、
日差しを浴びる時間が長くなるときには乳液やクリームもうまく組み合わせて万全の備えをする、といった形です。
使い方
一般的なスキンケア製品と同様、適量を(大きめのパール1粒大程度)額・両頬・顎、小鼻の5ヵ所においたうえで全体に伸ばしていく
顔の内側から外側にかけて伸ばしながら広げていく
ムラなく丁寧に伸ばしていくのがポイント
額や小鼻など日差しを浴びやすい部分をしっかりカバーするよう心がけつつ、ムラができないよう全体のバランスを意識して塗付していくように
馴染ませ方・その他の使い方
うまくムラなく塗布できたら4本の指で肌に優しく押し込むような形でなじませる
指の先だけでなく指全体を肌にトントンと置くようにして動かしていく
また首の日焼けや老化が気になる場合には首〜デコルテにかけてにも使ってみる
顔に塗るときと同じくらいの量を首とデコルテに置いたうえで上から下に向かって伸ばしていく
衣服と接触する部分でもあるのでベタつかないよう注意し、やや薄づけを意識して丁寧に塗付していくのがポイントです。
具体的な使い方そのものはそれほど難しい点はなく、他のアイテムとの組み合わせや厚塗り感、ベタつきなどに注意することが重要になってくるでしょう。
日差しの強さなども考慮しながらシチュエーションに合わせた使い分けも心掛けたいところです。
B.Aプロテクターの口コミにはどんなものがある?
エイジングケア効果もチェック
B.Aプロテクターは本来日焼け止めとして使用するアイテム。
ですから口コミ評価もまずその点が対象になっています。
ただ一方でB.Aブランドにラインナップされているアイテムということもあって、
プラスアルファでエイジングケアにどれだけ役立つかどうかも評価されています。
この製品の口コミを確認する場合には、この両方をうまくカバーしながら自分に向いているのかどうかを判断していく必要がありそうです
近赤外線への効果も高評価
まず肝心の日焼け止め製品としての面はさすがに評価が高く、よい口コミが多数見られます。
「日中長時間外出する際によく使っています。SPF50ということもあってさすがに効果が高く、翌日日焼けしたり肌がヒリヒリするといったことはありません」
「夏場の紫外線対策のために買ってみたのですが素晴らしいと思います。これなら安心して夏場を過ごせます」
「紫外線だけでなく近赤外線もカットするという宣伝文句に釣られて購入してみました。これまで使ってきた日焼け止めとは違う効果を感じます。日焼け対策では紫外線対策だけてなく近赤外線対策も大事だったんですね!」
このアイテムの大きなセールスポイントにもなっている近赤外線をカットする効果を実感している人も多いようです。
保湿効果の高さも魅力
美容アイテムとしての面ではやはりエイジングケアと保湿効果を重視している人が多く、よい口コミが見られます。
「やっぱりB.Aブランドはしっとり感が違います。年齢を重ねてきてカサつきが気になるようになってきたこともあって日焼け止めでも保湿対策ができるのはとてもありがたいです」
「価格が高めですが美容効果を考えると十分モトがとれるアイテムだと思います」
一方評価が分かれるのが使い勝手です。
肌質により使い心地の評価は左右
乳液・クリームの後、化粧下地の前に使うアイテムだけにベタつきが気になるものですが、この点で賛否両論が見られます。
「ベタつきもなく心地よく使うことができると思います。保湿効果でしっとり感があるのにベタつかない。とてもよいアイテムだと思います」
「個人的にはもう少し軽めのテクスチャだと素晴らしいと思いました。白浮きしないのは評価できますが…」
この点は肌質や好みによって評価が左右されるようです。
値段をネックにする声も
マイナス評価としてはやはり価格の高さをあげる声が見られます。
「確かに効果はよいと思います。でも日焼け止めにこの価格は…あくまでスペシャルケア用のアイテムといった位置づけです」
「もったいないのであまり使えないというのが最大の欠点でしょう。毎日使えないでは日焼け止めの意味があるのか?という気もしてしまうので」
こうした声を参考にしつつB.Aプロテクターの購入を検討してみてはいかがでしょうか。
B.Aプロテクターの口コミ
パール粒程度で顔全体に広げられるので、伸びやコスパが良いと思います。強力な日焼け止めは乾燥や痒みを感じる事が多いですが、これはポーラの製品だけあって、日焼け止めなのに保湿効果も高く感じます。ライン共通らしい独特な香りがあり、始めはびっくりしましたが使っていくうちに慣れてきました。べた付かない所も優秀だと思います。
白くて緩めのクリームタイプなので、乾燥肌でカサカサして塗布の刺激が心配な自分でも、スルーっと優しく伸ばせるので安心です。しかも日焼け止めなのに保湿効果もきちんとしていて、日中のメイクの乾燥崩れも減りました。甘くない花の香りに包まれて、うっとりします笑。屋外活動した夜でも肌がヒリヒリすることも無く、肝心の日焼け止め効果の高さも感じられました。
効果が高い日焼け止めに多いオイルタイプで無いので、肌への馴染みが良いです。ずっと付けたままでも肌が突っ張ることが無く、クレンジングでいつまでも残ってる感じもありません。白浮きしないのはありがたいですが、下地効果もあると尚更便利かなと思います。少量でしっかり伸びるので、お値段高めながら実はコスパはいいかもしれません。
日焼け止めはUVカットだけではダメだと最近になって知って、もっと肝心な近赤外線からもケアできるこれを使ってみましたが、夏場が終わった後の肌の疲れが少なかった気がします。ゆるいクリームタイプですが、塗り心地は乳液に近くてべた付かないし、白浮き・乾燥もしません。独特の香りがあるからこの辺りは好き嫌いは分かれそうです。
日焼け止めクリームの失敗しない選び方のポイント
日焼け止めクリームの選び方 SPFとPAってなに?
数値が高いほど肌には負担
日焼け止めクリーム選びの最大のポイントとなるのが製品に必ず記載されているSPFとPAという数値です。
いろいろな製品を比較してみると数字が大きいほど効果が高いことがすぐにわかるはずです。
ただ日焼け止めは肌への負担を考えると効果が高いものが無条件でよいとは言えず、
紫外線の量を踏まえつつ適切な効果をもたらしてくれる製品を選んでいく必要もあります。
つねにSPF・PAの効果が高い製品を使っていると日焼け止めそのものの刺激が肌に負担をかけてしまう恐れがあるからです。
この難しい日焼け止めクリーム選びの問題を改善するためにもSPFとPAとはどのような数値なのかをよく知っておきましょう。
SPFとは
・紫外線のうちUVBを防ぐ働きを評価したもの
・数値は「どれだけ肌への影響を引き伸ばすことができるか」を基準に決定
ex.日焼け対策をしない状態で30分で日焼けが発生する日差しに対して使った場合
20倍、つまり日焼けを10時間引き伸ばすことができる効果を備えているとSPF20になる
UVBとは
・肌の表面にダメージをもたらして炎症の原因に
・活性酸素やメラニン色素を増やす問題を引き起こす
・活性酸素による肌の老化に加えてシミ・くすみの大きな原因となる
→レジャーなどで日中長時間日差しに肌を晒していると日焼けやシミに
日差しの強い日は15〜20分程度でも日焼けを起こしてしまうことが多いため、日中外出する場合にはSPF20〜30程度、レジャーでの外出となるとSPF50程度が必要と言われています。
PAとは
・UVAというタイプの紫外線を防ぐ効果を示した数値
・「+」の数ごとに基準が設けられている
PA+では「効果がある」
PA++では「かなり効果がある」
PA+++では「非常に効果がある」
PA++++では「極めて高い効果がある」
UVAとは
・肌の奥深く、真皮層にまで届き、コラーゲンやエラスチンにダメージを与えることで肌のハリの低下やシワなどの原因に
・エイジングケアでは日焼けだけでなくこのUVAをしっかり防ぐことも求めらめる
日常生活ではPA+、++程度で十分ですが、夏場やレジャーの際にはより高い数値が求められることもあります。
こうしたSPF、PAの特徴を踏まえたうえで紫外線を浴びる量やシミ、シワなど抱えている肌の悩みも踏まえたうえで適切な日焼け止めクリームを選んでいく必要があるわけです。
日焼け止めクリームを塗る順番 下地との関係は?
スキンケアの仕上げとして下地の前に
日焼け止めクリームを塗る順番は化粧下地の前というのが原則です。
化粧水、美容液、乳液、クリームと基本的なスキンケアを行った後の仕上げとして日焼け止めクリームを使用し、
その上で化粧下地、スキンケアとベースメイクを行っていく形となっているのです。
いわばスキンケアとメイクの橋渡しの役割を担うアイテムといえるでしょうか。
化粧下地も同じくスキンケアとメイクの橋渡しをする役割を担っているのでどちらを先に塗付するべきか悩んでしまうことが多いものです。
下地はファンデーションの密着性を高める
化粧下地はファンデーションの密着性を高めるのが大きな役割。
ですから、日焼け止めを後に使ってしまうとその効果を邪魔してしまう恐れがあるので避けたほうが無難です。
ただ乳液・クリームでしっかりケアした後に日焼け止めクリームも使うとどうしてもベタつきやすくなりますし、化粧崩れを起こすリスクも出てきます。
そんな時にはケースバイケース、使い心地も意識したうえで化粧下地の後に軽く使うという選択肢も検討してみましょう。
また、必ず両方使わなければならないというわけではなく、どちらかだけを使用する選択肢もあります。
保湿や下地効果のある製品も
乳液、クリーム、化粧下地でもUVカット効果を備えた製品が増えています。
それほど長時間日差しを浴びない場合にはスキンケアの後に化粧下地だけでメイクに入ってもよいですし、
逆に日差しが気になる場合は化粧下地を使わずに日焼け止めを重視してケアしていく方法もあります。
UVカット効果を備えた化粧下地とは逆に、肌を整える働きを持つ日焼け止めも発売されています。
保湿成分をはじめとした美容成分を配合しているアイテムも増えていますから、化粧下地の代わりに使う、さらに乳液・クリーム代わりに使うといった工夫も可能です。
スキンケアは入念に行えば行うほど肌への負担も大きくなるため、必要に応じて手順をカットとしてシンプルケアを心がけるアプローチも求められます。
ケア方法や状況に応じて臨機応変に使用
先ほど触れたように日差しが気になるけれども過剰なケアは避けたいといった場合、
肌を整えてファンデーションのノリをよくしてくれる働きも備えた日焼け止めクリームを試してみるとよいでしょう。
このように日焼け止めクリームを使うタイミングの基本は「乳液・クリームの後、化粧下地の前」ですが、
ケースバイケースで柔軟に判断してシチュエーションも考慮したうえで理想的な使用環境を整えていくことが求めます。
「この方法が絶対」と決め付けずに自分の肌との相性も意識しながら決めていきたいところです。
日焼け止めクリームに含まれる成分 気を付けたい刺激成分は?
日焼け止めは2タイプある
日焼け止めクリームに含まれる成分には肌に刺激や負担をかける恐れがあるものも含まれています。
だからこそUVカット効果だけでに留まらず肌との相性やダメージも考慮したうえで選ぶ必要があるわけです。
まず注意したいのは紫外線吸収剤の存在です。
現在市販されている日焼け止め製品には紫外線吸収剤と紫外線散乱剤の2種類があります。
紫外線吸収剤
・紫外線が肌と接触した際に化学反応を起こすことで無害な物質に変える
→優れたUVカット効果を備えている
・紫外線を防ぐ効果に対して化学反応を起こした際に肌に負担をかけてしまう
→あまりSPF・PAの数値が高いものを日ごろから使用したり、刺激に敏感になっている肌に使用すると
紫外線のダメージを防ぐ代わりに日焼け止めのダメージが蓄積してしまう恐れ
・サリチル酸2エチルヘキシル・オキシベンゾン、パラジメチルアミノ安息香酸2エチルヘキシルなどを配合
紫外線散乱剤
・紫外線を反射・散乱させることでダメージを防ぐ
・UVカット効果こそやや劣る
・刺激が気になる方向け
・紫外線散乱剤を使用している製品はその点をアピールしている物が多い
・吸収剤に使用される成分が使用されていない日焼け止めは「ノンケミカル」と称して売られていることも多い
またこの点が最大のポイントですが、ほかには化粧品・クリームとしての役割をもたらすための成分も注意しておきたい部分です。
ウォータープルーフ成分やシリコン
・夏場汗をかいても落ちにくい
・肌に負担をかける恐れ
・とくに毛穴トラブルを抱えている方は使われていない製品が無難
クリームなので油分が多めになるのは仕方がないですが、この点はクリーム・日焼け止め両方の効果とのバランスも意識しながら検討したい部分でしょう。
あとは保湿成分をはじめとした美容成分が配合されている製品もあります。
こちらは「使われていないほうがよい」ではなく「含まれているとスキンケアに役立つ」成分なので自分の肌状態、とくに乾燥の悩みを抱えている方はスキンケアアイテムの観点からもチェックしておきたいところです。
日焼け止めクリームを効果的に使うには?
こまめに塗り直して効果を持続
日焼け止めクリームの効果的な使い方はおもに2つ。
「シチュエーションに合わせて相応しいアイテムを使用すること」と「適度に塗りなおしをすること」です。
朝日焼け止めクリームを使ったら効果が一日中続くというわけでは決してなく、
日差しの強い日や汗をかく夏場は効果が薄れてしまわないよう、適度に塗りなおす工夫も求められるのです。
シチュエーションを考慮して日焼け止めを使い分ける
理想としては同じ日焼け止めクリームをいつも使用しないこと。
買い物など日差しを浴びる時間が短いちょっとした外出の際にはSPF20、PA++程度、
日中ずっと外出する機会がある時やレジャーに出かけるときにはSPF50、PA++++程度
ケースバイケースに合わせた使い方を心がける。
※日焼け止めはSPFやPAの数値が高いほど肌に負担をかける難点を抱えている。
あくまで紫外線を防ぐ効果と肌への負担の両方を意識しながら製品を選び、使い続ける必要がある
→「つねに最小限のUVカット効果で紫外線をしっかり防げる環境を心がける」こと。
数値が低いものを塗り直す方が効果的
適度な塗りなおしをする点もひとつめのポイントと関わってくる。
それほど日差しが強い日ではない場合、SPF50、PA++++レベルの日焼け止めを使うよりも、
SPF20〜30、PA++〜+++程度の日焼け止めクリームを適度に塗り直す方が
肌への負担も少なく、より効果的に紫外線をカバーすることができる。
もちろん暑い日など汗や水分で落ちるリスクを抱えているときにも、こまめに塗りなおすことが欠かせない。
とくに毛穴トラブルや敏感肌の悩みを抱えている方は、
ウォータープルーフタイプの製品を使いにくい面があるだけに、こまめに塗りなおすことで効果が落ちてしまうのを避けるよう心がける。
ムラなく均一にぬる
クリームはベタつきや厚塗りの問題を抱えやすい意識があることから、十分な量を使わなかったり、よく伸ばさずにムラができてしまう傾向も見られる。
日焼け止めをしっかり均一に塗付できているかどうかで、紫外線が肌にもたらすダメージが大きく異なることがさまざまな研究機関や化粧品メーカーの調査で明らかに
この基本をカバーできるかどうかが紫外線対策の鍵を握るといっても過言ではない。
こうした効果的な使い方のポイントを踏まえて日々の暮らしの中で日焼け止めクリームを使っていけば、保湿効果も合わせて肌環境を整えながら紫外線対策を賢く行っていくことができるようになるでしょう。
乾燥肌と日焼け止めクリーム 保湿クリームと混ぜても大丈夫?
クリームの後に使うのが大原則
乾燥肌の方は日焼け対策に十分注意が必要です。
とくに保湿対策を合わせて行わないと、紫外線だけでなく日焼け止めそのものが肌に負担をかけてしまう恐れがあります。
そんな乾燥肌の日焼け止め対策には保湿クリームもうまく取り入れてみましょう。
基本的に日焼け止めクリームは基本的なスキンケアを済ませた後に塗るものです。
その後に化粧下地を使いメイクに入る形になります。
ですから保湿クリームと併用する場合には、クリームを使った後に日焼け止めクリームを使うのが大原則です。
混ぜると効果が薄れる
混ぜた場合に起こりうるデメリット
・効果が薄れる
・塗布の際にムラになる
・双方の成分が混ざり肌の負担になる事も
・べたつきが起こり、塗布の際の摩擦や不快感に
別々に塗るほうが高い効果が期待できる
・肌が紫外線と接触した際に跳ね返したり(紫外線散乱剤)、化学反応を起こすことで紫外線を無害な物質に変える(紫外線吸収剤)によって効果を発揮
→跳ね返すにしろ化学反応を起こすにしろ紫外線に対してしっかりと反応することが大前提
日焼け止めクリームを使った後に保湿クリームを使ってしまうと、紫外線に反応する効果が薄れてしまう可能性が出てくる
(混ぜた場合も同様の問題が起きる)
ムラが出る
・同じ量ずつ混ぜても、顔全体に塗付した場合に日焼け止めクリームの部分をムラなく塗付するのは難しい
・額の部分には日焼け止めをしっかり塗れているが、目元の部分は保湿クリームの方が多くなり、紫外線を防ぐ効果が十分では無くなる場合も
いくらSPF・PAの数値が高い日焼け止めでも、ムラを作って塗ってしまうと効果が大幅に損なわれる
混ぜて使えばわざわざ重ね塗りする面倒もなくなるので一石二鳥…と考えることもできますが
それぞれに含まれている成分や添加物がマイナスの作用を起こして、肌に負担をもたらす可能性も出てくるといったマイナス点もあります。
ですから保湿クリームと日焼け止めクリームを併用する場合には混ぜずに別々に使うこと、
そして保湿クリームの後に日焼け止めクリームを使うことの2点を忘れないようにしましょう。
また保湿クリームを使いすぎるとベタつきやすくなり、日焼け止めクリームを十分な量塗付できなくなってしまうリスクもあるので気をつけたい部分です。